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#40 翻訳家になる!翻訳家は辞書が古くても・・・

2006年10月27日 01:11

こんにちはYokoです。

前回メルマガでお知らせしたE-BOOK 購入者限定コミュでの「緊トラ」にも
読者さんからの多数のお問い合わせ頂きました。

E-BOOK 購入者限定コミュ
  ↓↓
http://tinyurl.com/tvq37

ありがとうございました!

今回の「緊トラ」では3名の方が採用となりました。まだ発注が来て
ないんですけどね**;

▼ 翻訳家のひとりごと

ここのところ、立て続けに辞書の選び方を聞かれるので、ついに
ブログに「辞典レビュー」のカテゴリーを作ってしまいました(笑)。

こちら↓
http://tinyurl.com/y594dw


アメリアなんかでも、年に1回は辞書選びの特集がありますよね!

わたしも駆け出しのころはアメリアを読んで、現場の翻訳者が使って
いるという辞書を片っ端から買いあさりました(笑)

おかげで本棚は辞書だらけ(~_~;)


中学、高校時代から辞書はけっこう好きだったので、大学に入る
までに英和辞典だけで3種類持っていました。で、大学でドイツ語が
加わり(独和2冊、和独1冊、独和・和独のコンサイス版1冊、
独独1冊、独英・英独1冊)・・・


さらに、卒業後に翻訳の勉強&仕事を始めてから、翻訳者必携の辞書
類(英和、英英、日本語と英語の類語、国語辞典3種類くらいなど)
といった具合です。それはあくまでも駆け出しのころの話。


なぜか古語辞典や漢和辞典も数種類ずつ持ってます。


21世紀になり、電子辞書を使い始めてからも紙の辞書は増え続け、
つい昨日もLongman の英英辞典(CD-ROM2枚付き)を買ったばかり。


そうだ、インストールしなきゃ。


辞書は古くても何かしら用途があるので絶対捨てません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

例えば、1950年代以前に書かれた日本の小説を読んでいて、わから
ない言葉を今の辞書で引くと、微妙に意味がずれていたりするんです。

20世紀初頭以前の英米文学とかね。

一番古いのは父が広辞苑を買い替えたときにもらった(というか
捨てられるところを拾って来た)

「広辞苑第二版」

母が学生のころに使っていたという英和辞典もありましたが、さすが
に英和は山のようにあるので返しました(まだあるのかな?)。


さて、次回は「翻訳者&タマゴ向け英語関連の辞典の選び方」を
書きますね。

お楽しみに!


おひさまワールド「辞典レビュー」へのリクエストお待ちしてます!
http://ohisamaworld.livedoor.biz/archives/cat_50010028.html


▼メルマガ翻訳トライアル


■7月の課題文

# Although most of the area enjoys an arid climate, the high desert
and mountains experience distinctly different weather.


では、今日はモンダイのenjoy と experience の訳し方を見てみましょう。


-------------------------------------------------------------------------
Tadashi その地域の大部分は、カラットした乾いた気候を楽しめますが、その他
の高地砂漠と山々の一帯では、全く異なった天気を体験出来ます。
-------------------------------------------------------------------------

直訳ではこうなります(笑)。ただ、「気候を楽しむ」「天気を体験する」
というのは、今ひとつ日本語らしくないんですね。

それから、カラット。良かったんですが、全部カタカナにしてしまうとダイヤモ
ンドの「カラット」になってしまうので「カラッと」と書きます。


-------------------------------------------------------------------------
まなてぃ ほとんどの地域では乾燥した気候を満喫できるが、標高の高い
砂漠や山岳地帯では全く様々な天候にみまわれる。
-------------------------------------------------------------------------
こちらはちょっと大げさ**;

グランドサークルのあたりに行ってみるとわかりますが、あの辺りの乾燥は
半端じゃないです。でも、湿度の嫌いな私にはとても心地良いですが。

それなので「満喫」ではちょっと言い過ぎですね。

experienceも、先週原文を改めて読んでみましたから、あながち悪いだけ
でもないことがわかりました。ですから「みまわれる(見舞われる)」は
使えません。

災害に見舞われる
嵐に見舞われる

などが正しい使い方です。

ではうまい訳し方は・・・

-------------------------------------------------------------------------
みゆき この地域は大部分が過ごしやすい乾燥気候だが、高地の砂漠と山岳地
帯では気候がまったく異なる。
-------------------------------------------------------------------------

ご本人からのコメントです。

「enjoysとexperienceをどう処理するか。短い英文でも悩みました。まったく異な
る気候を体験することになる。にしようか悩んだのですが、上の訳で落ち着きま
した。今回は、原文のサイトを見つけることができました」


つまり enjoy を「過ごしやすい」という形容詞に集約してしまい、experience
は have に置きかえていますね。

experience を英英辞典で引いてみると

if you experience a problem, event, or situation, it happens to you or
affects you

it happens to you

この文の場合、you にあたるのが high desert and mountainsですから
そのような地域にさまざまな天気が「発生する」ということです。


英英辞典、すごいでしょ?

▼ Yokoのヒトリゴト


「稼げる翻訳者になっちゃう会」E-BOOK 購入者限定の翻訳講座も、
今年の第二期が来週の英訳コース最後のワークショップで終了。

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と思ったら、ご要望多数により開催が決まった第三期がもう始
まっています。


結局どのコースも定員オーバー**;


スタッフを増員して丁寧な指導の質は維持しますのでご安心を!


すでに来年開催の講座まで予約が入っているので、早々と来年の
スケジュール設定開始です。

来年はもうちょっと休み増えるといいんだけどなぁ(~_~;)


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